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2010年01月01日

2010年

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明けましておめでとうございます。今年も全開で皆様のサポートをさせていただきますのでよろしくお願いします。

さて、この写真ですが、今朝7時ごろ撮影したものですが、初日の出ではありません。
厚い雲に覆われて、太陽は9時過ぎにようやくお出ましになりました。
この写真は西に傾く月の写真です。

ネイティブアメリカンの考え方の中には、「全ての物事は円環」である、と言う考え方があります。
沈む月は死を、昇る太陽は生を象徴するかのようです。
死と再生については、多くの民族、宗教で考えられてきた概念です。
円環の考え方では、太陽と月、生と死、夏と冬、春と秋、様々なものごとが対になっています。

不景気だと人は皆言いますが、不景気は一つの時代の死を意味しているのではないでしょうか。
秋に作物を収穫した畑は、秋の終わりにはきれいに耕して一旦土に戻したあと、冬の初めに種を蒔くのです。今はその時代なのだと思います。

ロシアの経済学者、コンドラチェフ(1892-1938)は、「景気には、技術革新を起点とした50年から60年の変動の波がある」ことを発見しました。
一つの波の終わりは次の波の始まりでもあります。それは、死と再生のようなものです。
今は、一つの時代が終わり、次なる技術革新の種を蒔く時です。

収益はあがりませんが、この先10年、20年、50年のための種を蒔けるということはとても幸せな時代に生きているのだと思っています。

そのためにも、今日を生き延びなければなりません。
波に乗って行きましょう。

投稿者 suzuki : 2010年01月01日 11:51

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