今、最も有望な投資先
あらためめして、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
米国のプライムローン焦げ付き問題に端を発し、日米同時株安。
投機マネーは現物に流れ、原油価格の急騰。
昨日は、「バイオ燃料の先物」の勧誘の電話がかかってきました。
そんなものに投資するよりも、もっといい投資先があるんですよ。
それは、自分に投資する。
私の好きな言葉のひとつ
"Dream as if you'll live forever, Live as if you'll die today."
「永遠に生きるかのように夢を見ろ、今日死ぬつもりで生きろ。」
若くして世を去った俳優、ジェームス・ディーンの言葉です。
これは、つまり、死生観の問題だと思います。
「いったい、自分は何のために生きて、働くのか?」
それを見つめることが、自分への投資の第一歩。
人は、一心不乱に働いている時ほど、視野が狭くなって、目的を見失うものです。
目的を見失わないためにも、この「いったい、自分は何のために生きて、働くのか?」と言うことは必要です。
例えば、今、飲酒を検知してエンジンがかからなくする自動車が開発されていますが、開発者は「飲酒運転をなくしたい。」と言う気持ちから開発しているのだとしても、もっと広い視野で見れば、そのためのコストは元々飲酒運転をしない人も負担することになる。
飲酒運転事故による損失も、装置のコストも同じく社会にとっては損失なのです。
つまり、飲酒運転事故による損失の代わりに、車の別な目的、「リーズナブルな価格で便利を提供する。」と言うことが損なわれてしまう。
地球温暖化対策が急務だと言われています。
これも地球の46億年の歴史の中ではほんの小さな出来事かも知れない。
何のために対策をするのか、といえば人類が生き残るため、です。
つまり、これは人類のエゴ。
過去、絶滅した生物は無数にあり、その都度地球は新しい生命を生み出してきました。
人類とてその例外ではないはずです。
もちろん、地球温暖化を放置してよい、と言っているわけではありません。
これが人類のエゴだと言うことを理解したうえで、考えるべきことだ、と思います。
そんな事を考えていたら、今年の年賀状のテーマが決まりました。
どこか、他の天体の都市から見た地球。
この都市には生き残った人類が移住しています。
自分に投資する、その第一歩は、今日死ぬつもりで、「いったい、自分は何のために生きて、働くのか?」と言うことを考えることだと思います。
そうすれば、具体的に何を学び、何をするかは自ずと見えてきます。
投稿者 suzuki : 2008年01月09日 08:25
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
コメント
鈴木裕 様、
掲載記事を幾つか拝見しました。1993年からブログを始めておられたのですね。
小生は始めて3ケ月たらずです。
所謂、グルメ情報や美しい写真のブログが多いようですので、小生は固い読み物記事掲載を主にしています。シリーズで数個のテーマについて書いています。
その中に下記のようなシリーズも書いています。
そこで鈴木さんの技術士としてのベンチャー的な事業展開ぶりとブログの関係を、小生のブログでシリーズの(6)でご紹介したいと思います。
そこで技術士のご商売へブログがどのように役に立っているか?について小生へメールで教えて下さいませんか?
(6)の原稿が書けたあとで、鈴木さんのご了解を得るためにメールでお送りします。ご訂正とご了解を頂いた後に小生のブログへ掲載します。
お忙しいとは存知ますが、ご協力頂ければ幸いです。
敬具、藤山杜人より
==================================
「ブログとベンチャー企業の隆盛」(4) (分野:社会・経済)
@インターネットによる地方経済の活性化
以前、茨城県庁の商工労働部へ経済産業省からT氏という行政官が部長として出向していた。地域経済活性化とベンチャー企業の育成に熱い情熱を持ち数々の施策を実行していた。卓越した情熱を持った人と感動し、筆者もその一部のお手伝をした。
その折に幾つものベンチャー企業を訪問した。新しい計測器を開発、販売している会社、店舗用のソフトの開発会社、DNAを用いて家畜の販売ルートを明確にするサービスを試みている会社、高速コンピューターの新システムを試みている会社、などなど訪問してみるとどれもが元気一杯であった。
訪問して分かったが、これらの会社はインターネットを用いて新商品や新サービスを全国へ販売している。東京へ出て行かないで地方に居て営業活動をしている。良いものを創造すればインターネットを通じて全国へ売れる。こんな書き方は楽観的過ぎるという非難を浴びそうであまり書かないことにして来た。@インターネットによる松前町の活性化に実例
先日、松前町の六郎さんからこのブログへコメントを頂いた。そこで六郎さんのブログを見る:http://kohjin.web.fc2.com
彼は松前に住み着いて音楽家として作詞、作曲、演奏活動を活発にしている。
とくに最近ヨットの曲、Sailingという曲を発表し全国でよく歌われるようになっているそうである。
また松前町観光協会の理事として地域の活性化のために尽力している。
カラオケスナックも15年間も成功裡に続行している。このような方々が地方に増えている。
その原因が幾つもあろうが、一つには大都市圏に出なくてもインターネットで広報、営業活動が出来るからである。
広報・営業のような経済活動だけでなく、その派生的効果も大きい。六郎さんのような方は単に地域経済を活性化をするだけでなく、地方の生活の質を上げ、若者を地域に定着させる効果がある。六郎さんのように全国で有名になりつつある音楽家や芸術家が地方に分散しその地域の生活を芸術的な面でも魅力的にすると自然に若者も定着する。
ブログをされている人々は個人として独自の境地を開いている。組織や都会になんとなく頼るという精神風土から離れることが容易である。
インターネットは経済活動の強力な武器の一つではあるが、筆者が強調したいことはその精神風土への大きな影響である。組織優先的精神風土からの脱却の促進こそが衝撃的な影響ではなかろうか?功罪両面はあるがあまりネガテヴな影響や効果のみを強調するのは建設的な結果にならないと思う。(続く)
投稿者 藤山杜人 : 2008年01月23日 17:27
コメントありがとうございます。
詳しくは後ほどメールいたします。
記事はあとで日付が書き換えられるので、過去に遡って書いた記事がいくつかあります。
ブログを始めたのは2004年ごろでした。
このアドレスで開設したのは2005年。
ちょうどブログが成長期に入り始めたところです。
投稿者 すずき : 2008年01月23日 20:48