日本ハム・ダル、15秒ルールにぶちギレ!
投稿者 suzuki : 2009年02月09日 | コメント (0) | トラックバック
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090209-00000023-sanspo-base
2月9日8時1分配信 サンケイスポーツ
----
今のプロ野球、15秒ルールに限らず、試合時間短縮に血眼になっているみたいですが、その理由と言うのが…、
なんでも、「野球を見なくなった人」に「見なくなった理由」をアンケートとったら、「時間が長くて退屈」が一位だったから、らしいです。
これ、明らかに間違っていますね。
アンケート調査なんかで決めることがそもそも間違いですが、「現在野球を見ている人」=「既存顧客」の意見は無視して「野球を見なくなった人」の意見だけ聞いている、と言う点で、です。
多くの企業が犯す過ちですが、既存顧客は放置して新規顧客獲得にやっきになる。
結果、どうして自社が選ばれているのか考えもしないで、自社を選ばなかった顧客(顧客とは言わないが一応、潜在顧客と言う意味で)のご機嫌ばかり取っている。
新規顧客獲得コストは、既存顧客のリピートオーダーをとるコストの10倍とも言われています。
そんな無駄なことをやるなら、今現在の野球ファンに一日でも多く球場に足を運んでもらうことを考えるべきですね。
だいたい、ファンになるなど感情的な問題です。面白いと思うかつまらないと思うか、理由はゴマンとあるはず。
一つの理由に絞って対策したつもりになってもうまく行くわけがありません。
これでまた、野球ファンが減る事態にならないことを祈ります。
売れるが勝ち
投稿者 suzuki : 2008年02月17日 | コメント (0) | トラックバック
相変わらずつまらない争いをしているものだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080216-00000946-san-bus_all
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/123297/
東芝、HD−DVD撤退へ BD勝利で規格争い決着
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/15/news077.html
東芝、間もなくHD DVDから撤退か
モノが売れる、と言うことと、製品の品質はほとんど関係ない。
特に、今回のような新規の市場では。
モノが売れるのは、売り方がいいから。
技術開発系の企業ほど見落としているのはこの点である。
つまり、製品がよければ売れる、と言う考え方である。
VHSとβの例をあげるまでもなく、両者の技術は一長一短、市場は(技術的には)どちらを選択してもよかった。
今回のBLとHD DVDも同じこと。
消費者にとっては、「高画質の映像が見られる」、と言うメリットしかないのである。
それ以外の細かい違いなど知ったことではない。
問題は、いかに上手にそれを伝えるか、と言うことなのである。
結局、今回も、松下側の陣営に軍配が上がった形になった。
さすが、経営の神様の作った会社は市場を見る目が違うのだろう。
ところで、家電メーカーはどうしてこれほどまで新規格をとりたがるのだろう?
ライセンス料などの問題はあるにせよ、所詮、導入期の技術である。
先行者利益がさほどあるとも思えないのだが…。
カズム(死の谷)に落ちる可能性だってある。
それよりも、開発は他社に任せて、市場浸透率がある程度の割合になったところで参入する方が効率がいいと思うのだが。
それは、技術開発系企業のこだわりなのだと私は考えている。
こだわりは犬も食わない。
利益を上げたいならば、くだらない争いはすべきではないと思う。
巻き込まれたユーザーはいい迷惑ではないか。
船場吉兆ももう少しうまくやればいいのに
投稿者 suzuki : 2007年12月07日 | コメント (0)
デパート出店の際、買い取りか直販か、と言う違いがあるらしい。
吉兆グループでは、船場吉兆だけが直販。
つまり、場所だけ借りてあとは自社で販売する。
当然売れ残る分は自社で処分。
直販がいけない、と言うつもりはない。
無駄に流通コストをかけなくていいのでうまくやれば儲けが出せる。
問題は、どううまくやるか、と言うこと。
当然ながら製造年月日や産地を偽装することではない。
直販で最も重要なことは、…
関連記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071207-00000053-mai-soci
<船場吉兆>希望退職募集へ 労組と交渉
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/108327/
「偽装を把握、放置」 船場吉兆、取締役の関与認める
ミシュラン東京、三ツ星の上に出る方法
投稿者 suzuki : 2007年11月22日 | コメント (0)
ミシュラン東京版については賛否両論あるようですが。
舌の感覚の違うアングロサクソンの基準で選ばれた日本食が本当に日本食といえるのか、とか、欧米人の嗜好に合わせた作りの店ばかりだとか。
まあ、一回くらいは話の種に行ってみようかな、ぐらいには思います。
ミシュランの調査と言うのは、覆面で行われる、と言うのは本当らしいですが、ガイドブックに掲載が決まると、調査員は身分を明かして、費用すべて店側持ちで取材が行われるそうです。
まあ、他の雑誌とあまり変わりませんね。
そう言うわけで、辞退されたお店もあったそうですが。
関連記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000228-jij-int
ミシュラン東京版に賛否両論=「基準が不可解」の評も−英各紙
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/104263/
3つ星は8店 ミシュラン東京版
さて、あなたがもし、飲食店の経営者で、ミシュランに掲載されることになり、取材も受けた。出版記念パーティの招待状も来た、としたら、どんな宣伝をしますか?
クローンペットはどうして売れなかったのか?
投稿者 suzuki : 2006年10月15日 | コメント (0) | トラックバック
ハイテクの果て
http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/10/post_169.html
の続き
中止の理由、「クローンペットを商業化できる技術を開発するまでに至らなかった」と本気で思っているのなら、少し違うと思います。
技術屋にありがちなのは、「技術が優れていれば売れる」と言う考え方。
これが間違っていることは、例えばWindowsがMacを駆逐したことでも明らかだし、ビデオのベータマックスとVHSの一件でもそう。
売れるのは、商品であって技術ではないのです。
いかに実のない技術でも(WindowsやVHSが実がないと言っているのではないので、念のため)、売り方さえ間違えなければ売れる。
では、売り方とは?
顧客、宣伝、価格
この3つが主な要素だと思います。
クローンペットは、まず、顧客を間違っている。
考えてみて欲しいのですが。
あなたのペットがまだ元気で生きているとして、
「あなたのペットが死んでから、生き返らせることができます。クローン技術で複製をつくるのです。費用5百万円をお支払いいただければ、DNAを採取します。」
なんて売り込みに来て、誰が買いますか?
そんなものよりも、今、現実に生きているペットと自分たちのために5百万円を使った方がよほどいいでしょう。
ウソだと思ったら、ペットを飼っている人に聞いてみるといいです。
ほぼ100%、いらない、と言うはずです。
普通の飼い主は、ペットが死ぬことは考えたくないのですから。
これは、保険と同じ。
よほど安い費用でなければ人は購入しない商品です。
※よほど金に困っていなくて、新しいもの好きの人たちは別。
このビジネスの顧客は、すでにペットを亡くした人。
悲しみに打ちひしがれている飼い主のところに行って、
「クローン技術でよみがえらせることができますよ。費用は5百万円。今すぐDNAを採取しないと手遅れになりますよ。」
と、悪魔がささやくがごとく告げるのです。
そのための宣伝をすべきだったのです。
つまり、5百万円をキャッシュで払える財力があり、ペットを飼っている見込み客に、ペットが死んだらわかるようなしかけをしておく。
例えば、ペット専門の葬儀屋とジョイントするとか。
それができない人は、このビジネスをすべきではなかったのです。
それが、このビジネスの本質です。
命をビジネスにする、と言うのはそう言うことです。
否定的なつもりはないので、あしからず。
それで、ペットを亡くした人の悲しみを少しでも和らげてあげられるなら、すばらしいビジネスだと思います。
※私は、クローン技術には全く詳しくないので、果たして、死後に採取した細胞からクローンが作れるのかどうかはよく知らない。
もし、今の技術でできないなら、このビジネスはそもそも成り立っていない。
フェラーリその後
投稿者 suzuki : 2006年10月11日 | コメント (0) | トラックバック
http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/10/post_163.html
の続き。
要するにこう言うことです。
「あなたは、私の言ってることを実践しないほど愚かじゃないよね?」
「借金が増えていくことを恐れて購入しない人もいるんだ。愚かだろう?
もし、このガンガン稼げる方法パッケージを借金して買ったとしても、すぐに借金は返せちゃうのにねえ。」
1990年代後半あたりから、アメリカで流行っている自己啓発セミナー。
その実態は、セミナーで集客して、高い教材を買わせるためのもの。
日本でも最近この手法が増えてきました。
本当にためになるセミナーもあると思いますが…
「究極の○○マーケティング! この教材に書いてあることを実践すれば、1億や2億簡単に稼げます。ン十万円ですが、すぐに元は取れます」
なんて宣伝、どこかで見たことないですか?
彼らはその教材を売って、簡単に稼いでいるのですよ。笑
※無料セミナーが、無料メルマガだったり、無料PDFレポートの類だったりすることも、もちろんある。
内容なんて、1500円くらいのマーケティング本のパクリだったりします。
中には、パッケージだけではなくて、「月極会員」を募っている場合もありますが、PHPの出している、520円の月刊誌「THE21」の方がよほどいい情報を出してくれたりします。
俺の新しいフェラーリを見てくれ!
投稿者 suzuki : 2006年10月02日 | コメント (0) | トラックバック
あなたもハマっていませんか?
「それが何?」
「意味わかんねー」
って言う人は,しばらくお待ちください.
ちょっと今忙しくてこれ以上書けません.
10/11追記:
お待たせしました。
続編をお楽しみください。
http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/10/post_165.html
飲酒運転とマーケティング
投稿者 suzuki : 2006年09月15日 | コメント (0) | トラックバック
私、ゴールド免許です。
飲酒運転、やりません。
その辺についての私の考えは、以前に書いたこの記事を参照していただくとして…
http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/09/post_150.html
今日はこの記事。
「飲酒運転による事故が相次ぐ中、自動車業界で飲酒運転の防止装置を搭載した車開発の機運が高まり始めた。」そうです。
↓続きはこちら
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/19014/
何故、今更こんな記事が掲載されるのか、と考えると…
今、世の中は、「飲酒運転」と言うキーワードが大流行なのです。
飲酒運転は、われわれの無意識に刷り込まれています。
つまり、
「飲酒運転」、というキーワードには無意識に反応するのです。
そこで、自動車関連の業界は、「飲酒運転」にこじつけたプレスリリースを打つのです。
要するに、自動車業界の作戦にまんまと乗せられているわけです。
まあ、それはさておき、こんな装置つけるくらいなら、基本的な安全性をもっと高めるほうにカネをかけてもらいたいものです。
結局、その開発費やら、原価やらは車の代金に上乗せされるわけですからね。
自分は飲んでいなくても、飲んだ人間を乗せているだけで、装置が誤作動するかも知れません。
しかも、装置をつけたところで、ハッキングする人間は必ず出ます。
飲酒運転したい輩にとっては、ハイテク装置など無力です。
飲酒運転しない人間にとっては、こんなものに金払うのはバカバカしいです。
いい迷惑なので、やめてもらいたいですね。
飲酒運転で捕まった奴にだけ、強制的に装置を取り付けられる、というのならまあ許します。
リアル世界にもいる「痛い子」
投稿者 suzuki : 2006年08月22日 | コメント (3) | トラックバック
まあ、とりあえず、イザ!の、このニュースから。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/16305/
注:猫好きな人は、とっても気分が悪くなるかも知れません。
猫虐待、とかのニュースに嫌悪感をもたれる人は、読まない方がいいと思います。
この、坂東眞砂子と言う人、直木賞作家で、今はホラー小説など書いているらしいですが…。
それにしても、支離滅裂とした文章。
論理のかけらも感じられません。
それ以上に、自己中心的というか、身勝手な理屈は、本当に嫌悪感を覚えます。
しかし、私は、マーケッターのはしくれでもあります。
ある、疑問がよぎるのです。
人気商売である、作家が、どうして、わざわざこの文章を公表したのか?
批判の矢面に立てば、作家生命を失いかねません。
自殺行為なのか?
そうかも知れませんが、私は、これは一種の宣伝なのでは?と思っています。
つまり、世の中には、わざわざ、一般常識とはかけはなれた、奇をてらった事を言って、世間の注目を集めたり、その意見によって、自分を差別化し、自分に価値を与えたりする人がいます。
インターネットの世界でも時々いる、いわゆる「痛い子」ですね。
ホラー小説家が子猫殺し。
なかなか、話題性があるではないですか。
実は、あらゆるところに、この、奇をてらった意見を吐いて、注目を集めようとする人はいます。
マーケティングの世界もそうです。
工業技術の世界にもいます。
特に、私の専門である自動車なんて、そう言う有象無象のひしめき合う世界です。
物事の、本質は何か?
猫の避妊手術をすることと、子猫殺しは、本質的に違うことは、ほとんどの人がわかることだと思いますが、専門的なことになると、ころっと騙される人がたくさんいるのも事実です。
きちんと見極める感性を磨く必要があると思いますね。
最後に、
殺された子猫たちの冥福をお祈りします。
合掌。
SEO対策が崩壊する日
投稿者 suzuki : 2006年08月21日 | コメント (1) | トラックバック
とりあえず、この記事を読んでみてください。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/15841/
要するに、新しいWebの規格では、ブログのように、サイトからサイトへ自動的にリンクが張り巡らされるような形になる、と言うのです。
具体的には、どのような概念のものか、ちょっとわかりませんが、それが実現するとしたら、YahooやGoogleのような検索サイトは意味がなくなるかも知れません。
現在、SEO対策が重要だと言われています。
SEOとは、検索エンジン最適化、つまり、YahooやGoogleなどの検索サイトの検索結果上位に表示されやすくするテクニックです。
もし、次世代のWebが、検索サイトを不要にするのであれば、当然SEO対策も意味がなくなります。
同時に、ディレクトリ型のポータルサイトも意味がなくなるかも知れません。
ビジネスエクスプレスで高い金払ってディレクトリに登録しても全く無駄、なんて日が来るかも。
結局のところ、テクニックなどと言うものは、SEOに限らず、ほんの些細な技術の進歩で陳腐化するものです。
この、【Web2.0以後のWeb】特集、要チェックですね。
ところで、
「○○○で成功する方法」
「一億稼ぐ○○」
「失敗しない○○○」
世の中には、安易なテクニックがあふれていますね。
中には何十万もするような教材もあります。
現代人は、何も考えなくていい、安易なテクニックが好きなようです。
実際のところ、本質的な部分をおさえておかないと、一時はうまくいくかも知れませんが、成功しつづけることはできないように思います。
商売の本質は、ビジネスモデル。
売れるしくみをいかに構築するか、と言うことであって、ホームページをこう作ればいい、というようなテクニックは、あくまでその応用問題なのです。
残念なことに、本質をついたものはウケない。
ホームページ作成術、とか、SEO対策、といったような小手先のテクニックばかりがもてはやされる世の中です。
なぜそのようになってしまったのか?
私は、情報販売の闇の部分だと思っています。
情報販売とは、私の解釈では、「自分の成功体験を商材にして販売する」と言う商売です。
ビジネス全般についての基本的な知識もない人が、たまたまうまく行った方法を商材にしようとすれば、小手先のテクニックに走ることになるのです。
そして、それは、これまでとは違った切り口を必要とします。
目新しいものでないとウケないからです。
いかに、それが常識を外れた方法であろうとも。
そして、実際にその商材を買ってみるとわかるのですが、その商材を販売している人がやっていることと、その商材で解説されている方法が全然違っていたりするのです。
本質に気づいてしまったあなた、チャンスかも知れませんよ。
本質的なところを、しっかり勉強すれば、たちまちトップに躍り出られるかもしれません。
追伸
これ、結構いいですよ。
eBookの発明者、Mark Joynerの教材。
去年あたりから、日本でも時々見かけるタイプの販売ページの秘密がわかります。
今なら、30日間無料お試しできます。
コスモポリタン廃業
投稿者 suzuki : 2006年08月19日 | コメント (1) | トラックバック
小さいけど、美味しいチョコレートのある、老舗の洋菓子メーカー。
昔、バレンタインデーにここのチョコレートをもらったことも。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが…
大手の波に飲まれたというか。
昔ながらの、良い技術が失われていくのは悲しいことです。
職人気質のお店がなくなっていくのは残念でなりません。
確かに、売り方は今の時代に合わなくなっていたかも知れませんね。
大手と同じに、低価格競争→コスト削減 をやっていたのでは、小さいところはつぶれます。
思い切って値上げすれば、生き残ったかも知れません。
例えば、
「日本一高いチョコレート、日本で最初のチョコレート専門店から」
今となっては、どうすることもできませんが…
とにかく、残念です。
関連記事:(神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000091813.shtml
棘の道を歩く人たち
投稿者 suzuki : 2006年06月23日 | コメント (0) | トラックバック
ソニーと松下電器が相次いでレンズ交換式ディジタル一眼レフカメラの市場に参入すると発表しました。
松下電器のDMC-L1はオリンパスとの共同開発で、ライカレンズが使えることが特徴。
ソニーのαは、元コニカミノルタ(さらにその元はミノルタ)のαの資産をそのまま継承。
いずれも、手ぶれ補正機能などのハイテク機能で老舗のカメラメーカー2社(キャノン、ニコン)に対抗。
さて、ここからが本題なのですが、この市場、いったいいつまで成長するのか?
果たして今参入することが最適なのか、という疑問がわいてきます。
松下の中村社長によれば、06年の市場規模は70万台(出荷)と予想しているらしいのですが…。
ここで、レンズ交換式ディジタル一眼レフの出荷台数の推移を見て見ましょう。
カメラ映像機器工業会(CIPA)統計データによる。
このデータから見てわかるように、確かに右肩上がりの急成長市場であることは確かです。
このままの成長が続けば、06年は70万台も夢ではなさそうですが…
主語の誤り
投稿者 suzuki : 2006年06月02日 | コメント (0) | トラックバック
人とくるまのテクノロジー展を見ていて気づいたのですが、99%の会社が大きな間違いをしています。
技術や製品のマーケティング、と言う点で、です。
その間違いとは、「主語の誤り」です。
多くの会社は、自社の製品や技術は、こんなにすごいんだ、と宣伝します。
つまり、主語が「弊社の製品は」となっています。
お客様は、「あんたの自慢は聞きたくねえよ」と思ってしまいます。
では、どうすれば、お客様の関心を引くことができるのでしょうか?
実は、とても簡単なことなんです。
コピーライティングの原点
投稿者 suzuki : 2006年04月29日 | コメント (0) | トラックバック
なあんだ。
そうだったんだ。
みんな彼を参考にしていたんですね。
神田昌典、平秀信、岡本吏朗、etc. etc...特に、平秀信氏はコピーライティングの魔術師と言われるくらいの人です。コピーひとつで年収10億と豪語されています。
神田昌典氏は日本におけるDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)の第一人者ですが、この本の著者、ジョセフ・シュガーマンはDRMの本場アメリカでの第一人者です。
実際、日本でコピーライティングを教えている人のセミナーの中には、この本に書かれていることがそのままと言うこともあります。
もっと早く翻訳して欲しかったですね。
全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術 ジョセフ・シュガーマン 金森 重樹 PHP研究所 2006-03-16 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
今朝のスパム
投稿者 suzuki : 2006年03月25日 | コメント (0) | トラックバック
キャッチコピー(題名)はよかったんだけどねえ。
というのは、
Are you currently paying over 3%
(たぶん、You are currently paying over 3% と書きたかったのだろう。「あなたは3%も多く支払っています」と言う意味。)
メール本文が、バイ@グラ(別に伏字にせんでもいいと思うが・笑)のバナーリンクが貼ってあるだけだった。
セールスレターは、ただ人目を引けばいいってもんじゃない、と言ういい見本でした。
確かに、この題名は、メールを開かせる、と言う目的は達成したけど、これでは購買に結びつきません。
郵政民営化を応援する「野党」
投稿者 suzuki : 2005年09月06日 | コメント (0) | トラックバック
政治にはまると収入が落ちるらしい。
アメリカの、あるビリオネラは、今の合衆国大統領の名前も知らないらしい。
それを聞いて、私も政治に関心を持たないことにした。
が、選挙の演説を聴くのは好きだ。あれは、なかなかいいコピーライティングのネタになる。
今日も、朝の政見放送を聞いていたら、野党候補の演説で、こんなのがあった。
「国民にとって、一番大切なのは、郵政民営化だけではないはずですっ!」
これを聞いたら、普通の反応はこうだ。
(そうかな?、郵政民営化って結構大事じゃないかな?)
演説は更に続く。
「●●の問題、△△の問題、××の問題っ、重要な問題は、他に沢山ありますっ!」
ここまできたら、絶対郵政民営化が一番大事だ、と思うこと請け合いである。
そう、人の基本は天邪鬼なのである。それに、●●も△△××も、普通の人は関心がない。関心があるのは、自分のことだけだ。
では、どう言えばいいか、たとえばこんなのはどうだろう?
気に入らなければ、代金は頂きません
投稿者 suzuki : 2005年09月02日 | コメント (0) | トラックバック
あの、通販でおなじみの、30日間返金保障をApple社がMac miniでやっていたらしい。
そのキャンペーンが、開始から12時間で早くも中止、ホームページからも削除された。真相はわからない、と言うことだ。
CNET Japanの記事参照。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20086888,00.htm
これなんかも、ランチェスターの法則に従った「弱者の戦略」ですね。
ただ、パソコン業界でこれをやった奴はいないので、反響が心配だった。
そこで、あらかじめ何台、と決めてテストしてみた。
その台数に達したのでやめた、と言うのではないかな?
ウケ狙い、とか、思いつきとの見方もあるようだが、ものすごく考えて、やっていると思います。
ジョブズ恐るべし。
Linuxを使わない5つの理由
投稿者 suzuki : 2005年08月31日 | コメント (0) | トラックバック
この記事はなかなか気に入ってしまいました。
1.Linuxはとても難しい
2.Linuxはセットアップが大変だ
3.Linuxは使えるアプリケーションが少ない
4.Linuxはセキュリティーが弱い
5.Linuxは高い
と言うものですが…、まあ読んでみてください。
http://www.linux-watch.com/news/NS8124627492.html
Linux-Watchの記事です。