一日5時間は練習してください
投稿者 suzuki : 2008年04月04日 | コメント (0) | トラックバック
ある、ラジオ番組で、ALFEEの坂崎幸之助さんが、リスナーの質問に答えていました。
「なんとか言う曲の、ここのところがうまく弾けません、どうすればうまく弾けるのでしょうか?」
「上手くなりたければ、一日5時間は練習してください。」
(補足)
どうも、世の中、安易なノウハウを求める傾向が強くなってきましたねえ。
薬飲んで痩せる、みたいな。
仕事の流儀とか。
イチロー選手が毎日昼にはカレーを食べているとかある番組で紹介されたらカレーばっかり食ってる奴が増えたとか。
バカ
じゃないの?
確かに、方法論はあるかもしれないけれど、イチロー選手があれだけの選手になれたのは、人一倍練習しているからですよ。
同じ理由で、夢って言うのも私は嫌い。
好きなことやろう、って言うのも嫌い。
夢とか好きなこと、とか言うのは、だから、努力できるんですよ。
努力しないで、夢とか願っているだけで成功できるわけないでしょ・笑
ポジティブ思考
投稿者 suzuki : 2008年03月05日 | コメント (0) | トラックバック
プラス思考とかポジティブ思考とかが良くて、マイナス思考やネガティブ思考はよくない、と言う風潮があります。
これ、おかしくないですか?
電気や磁気にプラスとマイナスがあるように、世の中のものにはプラスとマイナスがあって、バランスしているから成り立っています。
人間の思考だってプラスマイナスがあって、バランスしているのがいいはずです。
そこで、今日のひとこと。
「(自分が今まで危険な仕事で生きてこられたのは)、人一倍臆病だったからだと思います。」−尾崎幸司、水中カメラマン
プラス思考ばっかりじゃあ、人類とうに絶滅しているよね。
確かに、マイナス思考ばかりではここまで繁栄できなかったと思うけど。
大事なことは、バランス(中庸)です。
実は、この中庸の考えが、アリストテレス倫理学の中心課題の一つでもあるのです。
明日死ぬつもりで、
投稿者 suzuki : 2006年10月14日 | コメント (0) | トラックバック
Dream as if you'll live forever.
Live as if you'll die tomorrow.
- James Dean
永久に生きるかのように夢を見ろ。
明日死ぬつもりで生きよ。
−ジェームス・ディーン
「明日、死ぬとしたら、何をするか?」
「死ぬまでに何がしたいのか?」
と言う問いかけで生きる目的がはっきりする、と言う人がいる。
それでうまくいく人もいるのだろう。
私は無理。
死なないと思っているから。
永久に生きるかのように夢を見ろ。
明日死ぬつもりで生きよ。
この、ジェームス・ディーンの言葉は、とても深いと思う。
結局、
1年後に死ぬとしたら…やるべきことをするだけ。
1ヵ月後に死ぬとしたら…やるべきことをするだけ。
明日死ぬとしたら…やるべきことをするだけ。
1秒後に死ぬとしたら…やるべきことをするだけ。
ラリーやってると、ほんとに1秒後に死ぬかも知れないわけで。
その時、その時の、やるべきことをするだけなんです。
ジェームス・ディーンの映画、「エデンの東」の中に、
「人は、動物と違って、道を選択することができる。」
と言うせりふがあります。
死ぬときに、悔いのない選択を、その都度すればいいのではないでしょうか?
北朝鮮のミサイルが当たればよかった
投稿者 suzuki : 2006年10月08日 | コメント (0) | トラックバック
「(教育や啓発が必要ないというような人に)北朝鮮のミサイルが当たればよかった」
−安藤仁介・京都大名誉教授(71)=国際法
「非常事態への準備を検討することにさえ反対する方に対し、ミサイルが当たってからでは手遅れだという意味で言った。本当に当たればいいとは考えていない」
勇気ある意見だと思います。
リスクマネジメント、とはこう言うことを言うのです。
言葉尻を捕らえて批判する前に、よく考えて欲しいものです。
ところで、
なぜ、反対するのでしょうか?
単に平和ボケしていて、日本が攻撃の対象にはならない、と考えているなら、おめでたいだけですが。
参考記事:
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/22309/
強い事を証明してみせます。
投稿者 suzuki : 2006年10月07日 | コメント (2) | トラックバック
「一度勝っているわけですからね。もう一度勝って、自分たちが強い、と言うことを証明してみせます。」
−兵庫国体の高校野球、決勝を前に、早稲田実業の斎藤佑樹投手
スポーツの目的はひとつしかありません。
勝つことです。
今の、争うことは悪いことだ、と言う奇麗事の教育方針の影響か、各種競技会の選手宣誓の間の抜けていること。
昔のように、
「スポーツマンシップにのっとり、正々堂々、敵をノックアウトするまで戦い抜くことを誓います!」
と言う、威勢のいい宣誓が聞かれなくなって久しい。
斎藤のこの言葉、すばらしいです。
ボクシングの亀田興毅と言っていることは同じなんですけどね。
戦った経験のない評論家にはわからないようです。
関連記事:
http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/09/post_145.html
上からモノを言う人
投稿者 suzuki : 2006年10月06日 | コメント (0) | トラックバック
魅力のない人は、「自分はたくさん経験していろいろな事を知っているから、教えてあげる」、と言うように上からモノを言う。
輝いている人は、常に上を目指す。こちらの目線と同じにして話してくれる。
−大リーグ・シアトルマリナーズのイチロー選手。矢沢永吉さんとの対談の中で
これを聞いて、「はっ」としました。
自分は、上からモノを言っているようなことがなかったか?
目線を合わせていたか?
コンサルタントでも、そう言う人がいますね。
「わたしが、○○で成功した方法を教えてあげます!」
みたいな人。
たぶん、いっぱいいっぱいなんでしょうね。
前にも書きましたが、「謙虚ということは、自分の周りの壁を取り払って、何からでも学び取って、成長すること」、なのだそうです。
成長し続けることが人生の最終目標なのです。
それが、アリストテレスの言う、エウダイモニア=幸福なのだと思います。
お客さんが悩み、苦しんでいることを、一緒になって考え、共に成長する。
そう言うコンサルタントを目指しています。
関連記事:
http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2005/12/post_91.html
http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/09/post_145.html
法律以前の問題だ
投稿者 suzuki : 2006年09月22日 | コメント (1) | トラックバック
東京都教育委員会が卒業式などの行事で、教職員に国旗に向かっての起立や国歌斉唱を求めているのは、思想と良心の自由を定めた憲法に違反するとして、教職員ら401人が、起立と斉唱の義務がないことの確認のほか、慰謝料の支払いなどを求めた訴訟の判決(東京地裁)を受けて、
「人間として国旗国歌に敬意を表するというのは法律以前の問題だ」
小泉純一郎 首相
↓判決についての、詳しい記事は、こちら。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/20246/
小泉さんの言うとおりです。
私なんかが何か言う必要はないですね。
でも、一言だけ。
こう言う人たちは、海外に行ったことはないのでしょうか?
どうして、日本の艦船や、航空機が、安全に公海上を運行できると思っているのでしょう?
日の丸を掲げないで、外国の港に入港したら、どう言う目に遭うのか、わかっているのでしょうか?
私の父は、外国航路の船長でした。
イランイラク戦争の時には、戦火に巻き込まれて、イランの港で停められていました。
目の前でミサイルが飛び交っていましたが、無事に帰ってこれたのは、日の丸のおかげなのです。
安倍さんには、教育改革をしっかりやっていただいて、このような不良教員はどしどし首にする制度をつくって、日本の輝かしい未来のための愛国心あふれる優秀な人材を育成できる教員を採用してもらいたいものです。
そら、やりますよ。
投稿者 suzuki : 2006年08月11日 | コメント (3) | トラックバック
しかし、何だったんでしょう?
あの審判。
どこに目をつけているのでしょうか。
有隅、クビですね、クビ。
と、まあ、過ぎたことは置いといて。
そう、昨日の阪神〜横浜戦です。
5回裏、打者石井。
石井のファウルチップを主審有隅が見逃し、ワイルドピッチに。
その判定に抗議した矢野が有隅を両手で突いた場面。
解説の福本豊さんの言葉です。
「矢野が一番見えてるんですからね。そら、やりますよ。」
いいですね。
この言葉。
どこかの、似非知識人と違って、奇麗事ではない、真実の言葉です。
こういう人が、もっと発言して欲しいものです。
関連記事:
http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/08/post_141.html
http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/07/post_134.html
http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/07/on_ne_peut_pas.html
http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/07/post_135.html
やってしまったこと
投稿者 suzuki : 2006年07月16日 | コメント (0) | トラックバック
「やってしまったことに、誠意を持って反省することが大事」
相撲協会、北の湖理事長(ソースは、こちら(スポーツ報知、7月16日))
何度も書いているので、いいかげん嫌になってくるのですが…、
(http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/07/post_134.html、http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/07/on_ne_peut_pas.html
15日の千代大海と露鵬の一件です。
例によって、似非知識人たちの、批評の数々。「天下の幕内が、大衆の面前でののしり合うだけでも恥ずかしい」、「力士の名に値しない」、「格闘家として絶対にあるまじき行為」、「信じられない愚行」…
数え上げるだけでも嫌になってきます。
それを書いているあなたはどうなんですか?あなたは聖人君主で、絶対に腹は立てないし、「こいつ、ぶん殴ってやろうか」などと、思ったこともない人なのですか?自分は、高尚な人間で、一段高いところから、批判するだけなんですね?
そこへいくと、この、北の湖理事長の言葉は、重みがあります。
暴力はいけない、そんなことはわかりきったことなのです。
では、なぜ、こんなことを書いているか、というと、こういう、きれいごとが、現代人が倫理観を失う原因になっていると思うからです。
そもそも、「倫理」と言うのは、どこに記憶されるか、と言うと、他の知識のように、大脳皮質ではないのです。
"On ne peut pas accepter, mais on peut comprendre"
投稿者 suzuki : 2006年07月15日 | コメント (0) | トラックバック
「許されることではないが、私は理解している。」
フランス、シラク大統領が、サッカーワールドカップドイツ大会決勝での、ジダン選手の頭突きに触れ、「FIFAが調査、裁定すべきことだが」、と前置きして、このように語った。
「暴力はいかん」、「ジダンも悪いがマテラッツィも悪い」的な、自分だけ高いところにいて、批評することしかできない、どこかの国の似非知識人たちと違って(http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/07/post_134.html参照)、なんとも人間的なコメントではないですか。
暴力はいけない、なんてことは決まりきったことなんです。
自分がその立場に置かれたらどうするか、自分なら怒りを抑えられるのか、と考えたら、「ジダンも悪いがマテラッツィも悪い」なんて発言は、恥ずかしくてできないと思うのです。
シラク大統領のその部分の発言は以下のとおり。フランスAP通信より。
"Ce qui est sur, c'est que pour qu'un homme comme Zidane, un homme equilibre a tous egards, une reaction de cette nature, il faut bien qu'il y ait eu quelque chose. Je ne veux pas porter de jugement, mais je crois comprendre que la FIFA va faire son enquete et on saura a ce moment-la qui est responsable et s'il y a eu provocation. On ne peut pas accepter, mais on peut comprendre".
ジダンの頭突き
投稿者 suzuki : 2006年07月13日 | コメント (0) | トラックバック
物議をかもしているが、一番気に入らない意見は、こういうやつだ。
そして、日本人には、こういう意見が一番多い。
情けないことだ。
「侮辱したとすればマテラッツイも悪いが、ジダンのとった(暴力)行為は許されない。」
「スポーツはフェアプレイだ。暴力も、言葉の暴力もいけない。」
全く、何様のつもりだ、と言いたくなる。
自分は中立だ。自分は、特別な、分別ある大人で、見識の高い人間だ。とでも言いたいのだろうか?
サッカーでもなんでも、命がけでやっている人たちがいる。
名誉とプライドのために。
その、命がけの選手たちよりも、自分の方が優れている、と言いたいのだろうか?
結局のところ、当事者にしかわからないことなのである。
他人の意見に迎合し、正しいが上にも正しい意見しか言えない。
日本人は、いつからそんな情けなくなったのだろう。
国家の品格−藤原 正彦 を読んで、ふとそんなことを思った。
好きだったこと
投稿者 suzuki : 2006年06月25日 | コメント (0) | トラックバック
「好きだったことは、テニスでした。でも、結果を残せたのは陸上だったんです。」
−1984年ロス・アンジェルス五輪の女子マラソン代表で、数々の日本記録を塗り替えたランナー、増田 明美さん。6月25日、NHKの番組、食彩浪漫の中で。
世の中には、「好きなことしよう。好きなことやればうまくいく。」という考えがあまりにも誇張され過ぎています。
確かに、好きなことで成功した人はたくさんいます。イチロー選手もそうでしょう。
でも、もし、イチロー選手がバスケットが好きだったとしたら?
やはり、書かないわけにはいかないだろう
投稿者 suzuki : 2006年06月22日 | コメント (0) | トラックバック
シンドラーエレベーターの問題についてです。
もちろん、私はエレベーターの専門家ではありません。だから、詳しいことはわかりません。
専門家であったとしても、現物を見ていないのですから、技術的にどんな問題があったか、など、わかるはずがありません。
しかし、一応、技術士です。総合技術監理部門と機械部門の。
この事件から明らかになった、製品の安全性と言う問題について、書いてみようと思います。
昨今、製品事故が増えています。
大手自動車メーカーの欠陥隠蔽も記憶に新しいことです。
私の意見では、この問題の根本的な原因は製造物責任法にある、と言うことなのです。
製造物責任法が欧米に比べて甘いのが原因だ、と言う意味ではないですよ。
製造物責任法の存在そのものが、製品安全性を脅かす事態となっているのです。
天罰が下る
投稿者 suzuki : 2006年06月07日 | コメント (0) | トラックバック
「法律の目をかいくぐるのは、今は頭がいいとされてることかもしれんが、絶対、天罰が下る。間違いない、断言したる。」 阪神 星野シニアディレクター
(ソースはこちら→http://news.goo.ne.jp/news/nikkan/sports/20060516/p-bb-tp0-060516-0006.html?C=S)
そのとおりになりましたね。
法と倫理は違う、と言うことです。法を犯していなくても、悪事は悪事です。
逆に、法を犯しても、正しい行い、と言うのはあります。
例えば、免許を持っていても、一般の人は、あらかじめ許可をとらずに航空機を飛ばしてはいけません。
たとえ、急病人や、事故で大ケガをした人を救うためでもです。
これは、10年以上前に実際にあった事件です。
ある、ヘリコプターの操縦免許を持った医師が、急患を自家用ヘリコプターで運んだことで逮捕されました。
彼の行為は、法には違反していたかも知れませんが、倫理的には正しい行為だったと思います。
倫理と言うと、法令遵守(コンプライアンス)のことだ、と勘違いする人が多いのですが、これは誤りです。
本来、法と倫理は全く別なのです。
もっとしっかり考えて行動しろ
投稿者 suzuki : 2006年06月05日 | コメント (0) | トラックバック
「このままだと2、3人のいいプレーヤーがいるだけのチームで終わってしまう。W杯で勝つためには、もっとしっかり考えて行動しろ」 ジーコ監督
(ソースはこちら→http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=japansoccer&a=20060605-00000008-spn-spo)
マニュアルを否定するわけではありませんし、マニュアル化することは重要です。
マニュアルができてしまうと、マニュアルどおりの仕事をすることが目的となってしまうことはよくあります。ともすれば、本来の目的を見失ってしまいます。
サッカーではパスを回すことが目的なのではなく、ゴールすることが目的なのです。
あらかじめ定められたマニュアルに従うことを目的にするのでは、プログラムどおりにしか働けないコンピューターと同じです。
コンピューターが進歩したからと言っても、人間の方が優れているのです。
なぜなら、人間には、よりよい方法を考える、と言う能力があるからです。
常に、目的意識を持って、よりよい方法を考える、と言うことは、スポーツだけではなく、会社経営でも、ものづくりでも最も重要な活動なのです。
さて、ワールドカップサッカー、いよいよ開幕ですが、日本代表には頑張ってもらいたいですね。
予選リーグはブラジルの全勝一位通過はまず確実でしょう。
のこり2試合のうち、どちらかに負けた時点で予選落ちです。
厳しい現実ですが、勝てる方法はあるはずです。
関心を寄せる
投稿者 suzuki : 2006年06月02日 | コメント (0) | トラックバック
「関心を寄せることと、口出しすることは違う」
マツダ社長兼CEO井巻久一氏
部下を褒める、叱る、と言うのはあやまった育て方だ、ということは、http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2005/04/post_30.htmlにも書きましたが、人とのコミュニケーションで一番大事なことは、「誠実な関心を寄せる」と言うことです。
これは、人を動かすでD.カーネギーも書いています。
われわれは、ともすれば、関心を持つと、つい口出ししたくなります。
新しく「名言集」スタートします
投稿者 suzuki : 2006年06月02日 | トラックバック
テレビや書物などで、「いいことを聞いたなー」と思ったら、書き留めるためのページです。