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2010年02月24日

日米開戦

「恥を知れトヨタ」米下院公聴会 8時間続き終了
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100224-00000518-san-bus_all

これは黒船襲来や真珠湾に匹敵する大事件。
トヨタだけの問題じゃなく、日本経済全体の問題です。

プリウスのブレーキ問題ではなく、電子制御スロットルを突いて来ましたね。
これは、従来の、アクセルペダルとエンジンの絞り弁がメカニカルワイヤーでつながっているシステムではなく、アクセルペダルは単なるセンサーで、途中にコンピューターとモーターを介した電子制御の絞り弁制御です。
日本のメカトロニクス技術を狙い撃ちしてきた、と見るべきでしょう。
年間二十兆円近い外貨を稼ぎまくった技術ですからね。

さて、この証言ですが、ちょっとおかしいなと思う点があります。
『ギアをバックやニュートラルに切り替えたり、サイドブレーキを引いてもスピードは落ちない。』
と言う下りですが、レクサスES350の自動変速機はセレクターがメカニカルリンクです。
ニュートラルにすれば動力は切れるはずですが?
もしかしたら、クラッチ(自動変速機は内部に多数の湿式多板クラッチを持っています)の遠心力で内部の油圧が抜けにくかったかも知れません。高速で走っていますからね。
あるいは、リバースに入れたためによけいに抜けにくくなったかも。

いずれにせよ、この公聴会は、日本のメカトロニクス技術に対する不信感を視聴者に植えつけるのが目的でしょうね。公聴会はテレビカメラが入りますから。

投稿者 suzuki : 2010年02月24日 14:38

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