小さな会社☆社長のルール
ランチェスター経営の竹田陽一氏による、中小企業の経営戦略に関する本である。
ランチェスターの法則は、第一次世界大戦時の空軍のエンジニアが空中戦のデータを分析して見つけた、と一般には紹介されているが、竹田陽一氏によれば、フレデリック.W.ランチェスターは、元自動車会社の社長で、個人的な興味から戦闘における力関係を調査した、と言うことだ。
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この本を読んで気付いたこと
「経営とは、資源の最適配分である。」
その配分には、弱者の戦略と強者の戦略がある。
しかし、配分率は変わらない。顧客に80%、管理に20%である。
にもかかわらず、人事制度、会計制度、ISOなど、たった20%のウエイトしかない部分を突っつきまわすコンサルタントがゴマンといるのは不思議だ。
投稿者 suzuki : 2005年04月21日 02:17
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