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2006年07月15日

"On ne peut pas accepter, mais on peut comprendre"

「許されることではないが、私は理解している。」

フランス、シラク大統領が、サッカーワールドカップドイツ大会決勝での、ジダン選手の頭突きに触れ、「FIFAが調査、裁定すべきことだが」、と前置きして、このように語った。

「暴力はいかん」、「ジダンも悪いがマテラッツィも悪い」的な、自分だけ高いところにいて、批評することしかできない、どこかの国の似非知識人たちと違って(http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/07/post_134.html参照)、なんとも人間的なコメントではないですか。

暴力はいけない、なんてことは決まりきったことなんです。
自分がその立場に置かれたらどうするか、自分なら怒りを抑えられるのか、と考えたら、「ジダンも悪いがマテラッツィも悪い」なんて発言は、恥ずかしくてできないと思うのです。

シラク大統領のその部分の発言は以下のとおり。フランスAP通信より。
"Ce qui est sur, c'est que pour qu'un homme comme Zidane, un homme equilibre a tous egards, une reaction de cette nature, il faut bien qu'il y ait eu quelque chose. Je ne veux pas porter de jugement, mais je crois comprendre que la FIFA va faire son enquete et on saura a ce moment-la qui est responsable et s'il y a eu provocation. On ne peut pas accepter, mais on peut comprendre".

投稿者 suzuki : 2006年07月15日 13:47

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