強い事を証明してみせます。
「一度勝っているわけですからね。もう一度勝って、自分たちが強い、と言うことを証明してみせます。」
−兵庫国体の高校野球、決勝を前に、早稲田実業の斎藤佑樹投手
スポーツの目的はひとつしかありません。
勝つことです。
今の、争うことは悪いことだ、と言う奇麗事の教育方針の影響か、各種競技会の選手宣誓の間の抜けていること。
昔のように、
「スポーツマンシップにのっとり、正々堂々、敵をノックアウトするまで戦い抜くことを誓います!」
と言う、威勢のいい宣誓が聞かれなくなって久しい。
斎藤のこの言葉、すばらしいです。
ボクシングの亀田興毅と言っていることは同じなんですけどね。
戦った経験のない評論家にはわからないようです。
関連記事:
http://blog.suzukiyutaka.com/archives/2006/09/post_145.html
投稿者 suzuki : 2006年10月07日 06:25
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コメント
スポーツの目的は自分に勝つことだと思います。
しかし勝負師の勝ちというのはあらゆる政治力を発揮し、泥にまみれて汚い手段を使ってでも手に入れるというものなのでしょう。その際には謙虚さを含む美学などを語ってはいけないしそれが礼節であると考えたいです。
理想はやはり正々堂々、敵をノックアウトするまで戦い抜くことだと思います。
投稿者 suny : 2006年10月08日 12:26
スポーツの勝ち負けと、世間で言われている、いわゆる「勝ち組」「負け組」とは違いますね。
実社会に於ける勝ち負けというのは、例えば誰かが昇給・昇格すれば誰かが職を失っているわけです。
(例外的に、1980年代を境とした高度成長期には、みんなが昇給・昇格できた時代でした。)
人生の目的は、勝ち負けよりも、むしろ、自分自身を成長させることだと思います。
つまり、それが謙虚、と言うことだと思います。
投稿者 すずき : 2006年10月09日 11:49