« ナニワダートラ2007は無事終了 | メイン | 船場吉兆ももう少しうまくやればいいのに »

2007年11月22日

ミシュラン東京、三ツ星の上に出る方法

ミシュラン東京版については賛否両論あるようですが。
舌の感覚の違うアングロサクソンの基準で選ばれた日本食が本当に日本食といえるのか、とか、欧米人の嗜好に合わせた作りの店ばかりだとか。
まあ、一回くらいは話の種に行ってみようかな、ぐらいには思います。

ミシュランの調査と言うのは、覆面で行われる、と言うのは本当らしいですが、ガイドブックに掲載が決まると、調査員は身分を明かして、費用すべて店側持ちで取材が行われるそうです。
まあ、他の雑誌とあまり変わりませんね。
そう言うわけで、辞退されたお店もあったそうですが。

関連記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000228-jij-int
ミシュラン東京版に賛否両論=「基準が不可解」の評も−英各紙

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/104263/
3つ星は8店 ミシュラン東京版


さて、あなたがもし、飲食店の経営者で、ミシュランに掲載されることになり、取材も受けた。出版記念パーティの招待状も来た、としたら、どんな宣伝をしますか?

店の側からすれば、「ミシュランに載っているから」と言う理由だけで来る味のわからない客と、そんなものに載ってなくても自分で美味いと思うものを食べに来る舌の肥えた客とどちらを相手にしたいか、と言うことですよ。

ミシュランガイドが好きな客と、その店が好きな客のどちらを選ぶか、と言うことでもありますね。
ミシュランガイドが好きな客は、別にその店でなくてもいいわけですから。


私ならこうしますね。

出版記念パーティの当日、パーティ直前に近所で記者会見を開くと言うプレスリリースを送る。
内容は、「ミシュランから招待状が来ましたが、辞退します」で。
記者会見では、「大変名誉なことですが、これを機に店におごりが出て味やサービスの質が低下するようなことがあってはならないと思い辞退する」、などのもっともらしい理由を並べ立てる。


まあ、ミシュランガイドを読む客がみんな味がわからないとは言いませんがね。
少なくとも、その店が好きなのではなくて、ミシュランガイドが好きな客が集まりやすいのは間違いないと思います。
リピートはあまり望めない。

俺は相手にしたくないよ、そんな客
俺自身が「話の種に一回くらい行ってもいいかな」のクチなのでそう思うのかも知れませんが。

客としても、ミシュランに載っている店よりディープな新梅田食堂街で安くて美味い店を探して歩く方が楽しいしね。
庶民の楽しみ、ってやつですよ・笑。


(私はミシュランのシステムをよく知らないので、取材を受ける時点で掲載に同意することを求められるのかどうかは知りません。その場合の違約金とかがあれば少し考えなければいけませんが、趣旨はこんな感じです。)

投稿者 suzuki : 2007年11月22日 10:17

▲このページ [ ミシュラン東京、三ツ星の上に出る方法 ] の先頭へ
◀前のページに戻る

コメント

コメントしてください

記入された内容はそのまま公開されます。公開を希望されない項目は記入しないで下さい。




保存しますか?