笑っちゃう
「笑っちゃうくらいあきれた」=郵政見直し発言、首相を批判−自民・小泉氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090212-00000112-jij-pol
ほんと、小泉氏の論法には「笑っちゃうくらい」呆れます。
何も理由が示されていません。要するに「決めたことだからとにかく推進するんだーっ。」と言う持論を展開されているのだと思われますが。
この論法で行けば、法改正の論議が出るたびに「笑っちゃうくらいあきれ」なければいけませんね。
確かにあの郵政民営化法案には最初から4分社化が謳われていました。
が、それを認知している国民がどのくらいいたでしょうか?
さらに、今の状況(4分社化による弊害で国民生活に不便が生じている)ことを予知した国民がどのくらいいたでしょうか?
「やってみたらいろいろ問題があるから、そろそろ見直すべき時に来ているのではないか?」
のどこに呆れて笑っちゃうのか理解できません。
よのなか、机の上で書いたシナリオどおりにはいかないものなんですよ。
あの政策は失敗だった、と素直に認めて将来に生かす。これが必要です。
TRY&ERRORはどんな世界にでも必要です。
法改正の議論にいちいち「笑っちゃうくらいあきれる」なら、やはりご自身がごり押しして成立させた労働者派遣法改正についても今回の国会で議論された時に「笑っちゃうくらいあきれ」れば? と思いました。
この人の論理をホンモノの論理だと思っていてはいけません。
これを詭弁、もしくは強弁と言います。
投稿者 suzuki : 2009年02月13日 08:14