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コンピュータを稼動状態に復元する
最近サブのノートPC(Windows XP SP1)で、IEの調子が悪かった。
やたらとJavaScript Errorが出てうっとおしいのでIEをアンインストールした。
そうすると、再起動で、とんでもないことになった。
「ユーザーインターフェイスエラー」
「ログオンユーザーインターフェイスDLL msgina.dllを読み込めませんでした システム管理者に問い合わせてDLLを置き換えるか元のDLLを復元して下さい」
…つまり、Windowsが起動できない。
要するに、Windows XPにログオンする時に表示される画面に問題が起きたらしい。
Windowsの回復コンソールを使って、システムを調べた。
msgina.dllは、C:\WINDOWS\system32\の下に確かにある。
Microsoftのサイトで、「xp msgina.dll」で検索すると、セキュリティ修正プログラム (MS04-003) のインストール後、エラー メッセージ "ログオン ユーザー インターフェイス DLL msgina.dll を読み込めませんでした" が表示されると言うのがあった。
要するに、Windows一時フォルダ(tempフォルダ)が暗号化されてしまったらしい。
この対策は、「コンピュータを稼動状態に復元する」
その方法はものすごく簡単。
1.再起動時に[F8]キーを叩く。（一回では反応しない場合もあるので、何度も繰り返し叩く）
2.[前回正常起動時の構成 (正しく動作した最新の設定)] を上下キー[↑↓]を使って選択して、[Enter]を押す。
これだけ。（先の技術情報の場合は、修正プログラムのインストール方法なので、まだ続きが書いてあるが、この場合はここでおしまい。）
しかし、このエラーメッセージは不適切だなあ。
msgina.dllが壊れているので修復しろ、としか読めない。
なにはともあれ、おかしくなったら再インストールする前に、これ(コンピュータを稼動状態に復元する)、試してみるのがいいです。
追記
その後、Outlook2002を起動しようとしたら、「プロシージャ エントリ ポイント GetIUMS がダイナミック リンク ライブラリ msdart.dll にありません」と言うエラーが出る。
Microsoftのサイトで「プロシージャ エントリ ポイント GetIUMS MSDART.DLL」で検索すると、UDL ファイルを開こうとすると、エラー メッセージ「プロシージャ エントリ ポイント GetIUMS がダイナミック リンク ライブラリ msdart.dll にない」を表示しません。と言うのがヒットした。（英語の情報を機械翻訳したらしく、日本語がかなり変）。
要するに、復元した時に、msdart.dll が古いバージョンに置き換わったらしい。
msdart.dllは、C:\WINDOWS\system32\にある。バージョンは、2.71.9030.0。
これは、技術情報によれば、古いものらしい。
msdart.dllを元の新しいものに戻す必要がある。
その方法は…
コマンドプロンプトから、C:\WINDOWS\system32ディレクトリに移動して、
ren msdart.dll msdart.bak
（現在のファイルをmsdart.bakと言う名前でバックアップする）
copy dllcache\msdart.dll
（C:\WINDOWS\system32\dllcache\msdart.dllをC:\WINDOWS\system32\にコピーする。使用したDLLはdllcacheディレクトリに保管されるらしい。）
の２つのコマンドを実行する。
これで、msdart.dllのバージョンは、2.71.9042.0。
outlookは問題なく起動した。
投稿者 suzuki : 2005年07月03日 09:47
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