仰木彬監督
1995年、オリックスのリーグ優勝は、被災地に元気を与えてくれました。
アリストテレスは、幸福(エウダイモニア)こそ最高善である、と言いました。
エウダイモニアとは、「生きがいのある人生を生きている」と言う意味の古代ギリシアの言葉です。
現役を退いた後も、世の中に役に立つことはある。
53歳で監督就任。何かを成し遂げるのに年齢は関係ない、とあたらめて思います。
生涯、野球に関わって、多くの人材を育ててこられたことは、幸せな人生だったと言えるのではないでしょうか?
人材の育成は、今の私にとっても大切な仕事の一つです。
お金だけを考えていたら、大学の教員など、とてもやっていられませんが、将来の日本を背負ってたつ技術者が一人でも育ってくれたら、と思っています。それが生きがいのある人生というものでしょう。
投稿者 suzuki : 2005年12月16日 11:00
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