まったく、忌々しい。
久々にムカムカしています。
別に、私が阪神タイガースのファンだから、と言うわけではありません。
あの野郎のことです。
小学校のときに、親父に100万円もらって、株を始めたとか言う。
ロクな人間に育たなかったのは、親の責任ですね。
世の中、拝金主義が蔓延しています。
勘違いして欲しくないのは、カネを儲けることが悪いことだと言っているわけではない、と言うことです。
世の中のほとんどの人は、まっとうにカネを儲けています。
もう一つ、勘違いして欲しくないのは、法律に従っていればまっとう、と言うことは決してない、と言うことです。
それでは、某ファンドだってまっとうと言うことになってしまいます。
では、何が違うのでしょう?
ここから先は、内容が過激すぎて読むと気分が悪くなる人もいると思うので、そう言う人は読まないで下さい。
ただ、もし、あなたが、まっとうな商売をしている人なら、きっと賛同していただけると思うのです。
昨年コンサルティングした、あるクライアントさんから、嬉しい報告がありました。
「お客様が増え始めました。一時は閉店も考えたほどでしたが、なんとか持ち直しました。先生のおかげです。」
いえいえ、私のおかげ、などと言うことは絶対にありません。
彼がものすごく努力したからなんです。
私のしたことなど、ほんの些細なアドバイスに過ぎません。
それでも、そう言ってくれると嬉しいじゃないですか。
クライアントさんの商売が順調に伸びている。そして喜んでくれている。「コンサルタントやっててよかった。」と思える瞬間です。
彼は、いい技術を持っていました。
ただ、その売り方を知らなかった。
「こんなにいい技術は、もっと世の中の人に知らせて、使ってもらわなくてはいけない。」
そう思ったから、彼にアドバイスしたのです。
もし、あなたが、いい技術をもっていて、それをお客様に提供すると言うまっとうな商売をしているのなら、あなたには、もっと儲ける義務があるのです。
サービスでも、製品でも、商売人と言うのは、人に何かを提供して、かわりにお金をいただくものです。
なんら生産的な活動をしないで、カネを右から左に動かすだけで儲けるなどということは、たとえ、それが法律に違反しなくても、まっとうとは言えません。
まず第一に大事にしなくてはいけないのは、人間です。
ものづくりも、マーケティングも、人間を相手にするからこそ尊いのです。
「金とか技術とかいうものは、あくまでも人間に奉仕する一つの手段なのである。」
本田宗一郎さんのこの言葉、村上には、日に千回唱えてほしいものです。
投稿者 suzuki : 2006年05月15日 08:30
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