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2006年05月10日

激痛

それはもう耐え難い痛みでした。
歩くことは当然、座っても寝ても痛い。
それから3日間は、這って歩く生活。

ことの起こりは、5月3日。
連休の初日で、久しぶりに近所の天神様までお参りに出かけたのです。
いい天気だったので、バイクで出かけました。
その後、海岸沿いに、明石海峡大橋のたもと、舞子公園まで足をのばしました。
ほんとにいい天気で、風の気持ちよいバイク日和でした。
ところが、その後、とんでもないことになったのです。

060510.jpg

これが、私のバイク、1991年式ゼファー750(初期のC1型)。お気に入りの明石海峡大橋のたもとで


一時間ほど時間をつぶして、一旦家に帰りました。
その後、ジムに出かけたのです。日ごろの運動不足の解消です。
120kgのレッグプレスを30回、自転車ごぎを1時間、軽くラケットボールのあと、1000mの水泳をしました。
ここまでは、ふだんの休日でした。

ところが

夜、突然激痛が走ったのです。
右足の、太ももの付け根あたりです。
もう、立っていられないくらいです。
座っても痛いです。
痛くて寝られないくらいでした。
しかも、連休で医者は休み。
「きゅ…救急車、呼んでくれ…」
思わず、そう叫んでいましたが、みっともないので救急車はやめて、その晩は痛み止めで何とか眠ることができました。

激痛は、その後3日3晩続きました。
この間、文字通り、「這って歩く」有様。
ようやく、6日になって、モノにつかまって歩けるようになり、7日にはモノにつかまらなくても歩けるようになりました。
今はどうにか普通に生活できるようになりました。まだ少し違和感あります。股関節周りがときどき「ごきっ」と言う感じがあります。

なぜ、こんなことになったのでしょう?
要するに、急激な運動と、運動前後のストレッチをサボったからですが…。

そもそも、人間の体、骨格だけでは立っていることはできません。
首から足の先まで、筋肉が複雑に力のバランスを保って、立つことや歩くことができるのです。
特に、今回激痛の走った太ももの付け根の股関節は、動きが複雑で、関係する筋肉も多いのです。
私の場合、お尻の筋肉(大殿筋)や、太ももの裏側の筋肉(大腿二頭筋)、もっと離れたすねの裏側(下腿三頭筋)などが急激な運動で腫れ上がり、関節まわりの力のバランスが大きく崩れて、股関節がずれていたようです。

「問題は、表に出ていないところに真の原因がある」

人間の体に限らず、ものづくりでも、会社の経営でも、表に出ないとんでもないところに本当の原因があるもののようです。

投稿者 suzuki : 2006年05月10日 07:51

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