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2006年03月20日

王ジャパンが韓国に圧勝

ついに、雪辱を果たしましたね。
そう、あの話題のWBC(ワールドベースボールクラシック)です。

1度ならずも2度までも!
日本人なら悔しい思いをした人も多いと思います。
世界最強と謳われた日本チームがなんともふがいない…。

ビジネスでもスポーツでも、一番大事なことは同じです。

それは、「勝つこと」、そして、「勝ちたいという気持ち」
あきらめたら負けです。

NFLレッドスキンズの元ヘッドコーチ、その栄誉をたたえて、スーパーボール優勝トロフィーに名を残す、あのヴィンス・ロンバルディー(1913-1970)は、こんな言葉を残しています。
「勝つことが全てではない。唯一絶対的なものだ。」("Winning isn't everything; it's the only thing," )

これはビジネスでも技術開発でも特許でも同じです。
資本主義である限り、世の中は競争です。
「敵に勝つ」
これが唯一絶対的なものです。

私は、自慢するわけではありませんが、100を超える特許を書いています。
ベンツ、BMW、三菱、日産、マツダ、富士重工…ほとんどの自動車メーカーがお金を払って使っています。
なぜ、そんなことができたのでしょう?

簡単です。
「敵に勝つ」
この気持ちが誰よりも強かったからです。
私が、入社したとき、その分野の技術ではライバルに5年遅れていると言われていました。
会社のため、とかそんなことは一切考えたことがなかったですね。
ただ、ライバルに負けているのが悔しかった。
そして、「絶対勝ってやる」と決めたのです。

今、世界最高レベルの技術を持つ日本のものづくり企業が、海外に受注を取られて苦戦しています。
「そんなことを言っても、相手はコストが圧倒的に安いんですよ。こちらの2割から3割で作ってしまうんです。」

そうなんです。そう言う社長さん、多いんです。
そんな時、私はこう聞くのです。

「勝ちたいですか?」
「…勝ちたいです。」ほとんどの社長さんはそう言います。
この気持ちがあれば、必ず勝てます。

じゃあ、勝ちましょう。雪辱を果たしましょう。どうやったら勝てるか、考えましょう。
まずは、次の質問に答えてみてください。

「あなたのお客様は、価格だけであなたのところに発注しているのですか?」

投稿者 suzuki : 2006年03月20日 11:17

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